軍用地投資の安定性は抜群!リターンを確定したうえで投資できる

 

軍用地投資を理解する上で、安定性の高さは外すことができない要素です。

借り手が日本政府であり、滞納のリスクはゼロです。

米軍が完全に撤退することも考えにくく、返還もほとんど進まないことから、長期的に借地料が得られる可能性が高いです。

このため、数十年単位での長期投資を行うにあたり、確度の高いシミュレーションが可能であり、得られるリターンもほぼ確定したうえで投資することができます。

 

軍用地投資は本当に安全?

軍用地投資安定性

 

日本国内には、複数の米軍基地があります。

その多くが沖縄県に集中しており、これは沖縄県が戦略的に重要な意味を持っているからです。

米軍が基地を構えている土地は民間の土地であり、政府が土地の所有者から借り上げ、借地料を支払っています。

借地料を得るために軍用地を購入する投資手法を、 軍用地投資と言います。

沖縄県以外では、軍用地投資はメジャーではないため、あまり知られていません。

 

さらに、パソコンだけを見ていればできる株式投資や仮想通貨投資、多くの人にとって身近な賃貸物件への投資とは異なり、軍用地投資には日本政府や米軍などがかかわっているため、手を出しにくい印象を抱く人もいるはずです。

このため、軍用地投資は本当に安全なのか、 米軍が撤退したら損をするのではないのか、非常事態になれば国から土地を接収されないのかなど、高いリスクを想定する人もいることとでしょう。

果たして、軍用地投資は安定した投資と言えるのでしょうか。

 

軍用地は確実な投資?それともギャンブルに近い投機?

軍用地投資安定性

 

当サイトでは、軍用地投資について解説しているので、本稿をご覧の皆さんは投資に関心を抱いているのだと思います。

軍用地だけではなく、その他の土地や建物、株式、外貨、債券、最近では仮想通貨など、投資では色々なものが対象となります。

これらに投資するとき、すべての人は利益を目的にやっているのであって、損失は考えていないものです。

それが投資というものであり、 資金を投じる前に収益が得られることが明らかであることによって、はじめて「 投資」と呼ぶに値します。

収益が得られることが明らかでない場合、それは 「投資」ではなく「投機」や「ギャンブル」といいます。

 

バリュー投資を開発したベンジャミン・グレアムは、代表的な著書である『賢明なる投資家』の中で、投資を以下のように定義しています。

投資とは、詳細な分析に基づいたものであり、元本の安全性を守りつつ、かつ適正な収益を得るような行動を指す。そして、この条件を満たさない売買を、投機的行動であるという

つまり、株式、不動産、軍用地、外貨など、あらゆる対象に資金を投じるとき、それが投資であるか投機であるかを分けるのは、

  • 詳細な分析を行っていること
  • 元本の安全性が確保されていること
  • 適正な収益が得られること

であると言えます。

 

軍用地は収益が得られる事が明らかな「投資」である

さて、軍用地に資金を投じる行動は投資か、投機かということですが、これは 間違いなく投資であると言えます。

軍用地は、沖縄県の歴史や経済、外交や国防などの問題と密接なかかわりを持っています。

米軍が沖縄から完全に撤退するとは考えにくく、これまでの米軍基地面積の推移を見ても、部分的な返還などによって大きく減少する可能性は低いです。

 

また、軍用地を借り上げるのは日本政府です。

借地料の支払いで軍用地の所有者とトラブルを起こしてしまえば、米軍への軍用地の提供に支障を来たし、様々な問題に発展する可能性があります。

このため、軍用地投資では 借地料の滞納が起こる可能性はゼロであり、所有することで確実にリターンが得られます

政府が必ず借り上げてくれるのですから、投資を始める時点で、適正な収益が確実に得られることが明らかです。

 

また、軍用地の借地料は、これまで例外なく、毎年増額され続けています。

今後も、借地料はゆるやかに増額されていく見通しであり、軍用地から得られるリターンは年々高まっていくでしょう。

 

その上、元本の安全性も確保されています。

軍用地の価格が元本割れする可能性は極めて低く、購入価格とほぼ同額か、それ以上の価格で売れるケースがほとんどですから、元本の安全性は確保されています。

これに加え、軍用地投資への注目が徐々に高まっています。

借地料と需要が高まれば、軍用地も高まっていきます。この意味においても、 軍用地が元本割れしてしまう可能性は極めて低いのです。

 

軍用地投資は購入の時点でリターンを確定できる

軍用地投資安定性

 

以上のことは、具体的にシミュレーションしてみるとよくわかります。

例えば、購入価格は1000万円、毎年の借地料は30万円、年間の借地料の上昇率は2%と仮定して、30年間保有し続けた場合のシミュレーションをしてみると、以下のような結果となります。

 

(単位:万円)
借地料 借地料の累計 元本の回収率
1年目 30.00 30.00 3%
2年目 30.60 60.60 6%
3年目 31.21 91.81 9%
4年目 31.84 123.65 12%
5年目 32.47 156.12 16%
6年目 33.12 189.24 19%
7年目 33.78 223.03 22%
8年目 34.46 257.49 26%
9年目 35.15 292.64 29%
10年目 35.85 328.49 33%
11年目 36.57 365.06 37%
12年目 37.30 402.36 40%
13年目 38.05 440.41 44%
14年目 38.81 479.22 48%
15年目 39.58 518.80 52%
16年目 40.38 559.18 56%
17年目 41.18 600.36 60%
18年目 42.01 642.37 64%
19年目 42.85 685.22 69%
20年目 43.70 728.92 73%
21年目 44.58 773.50 77%
22年目 45.47 818.97 82%
23年目 46.38 865.35 87%
24年目 47.31 912.66 91%
25年目 48.25 960.91 96%
26年目 49.22 1010.13 101%
27年目 50.20 1060.33 106%
28年目 51.21 1111.54 111%
29年目 52.23 1163.77 116%
30年目 53.28 1217.04 122%

 

この表の通り、借地料は毎年2%ずつ上昇していき、30年目には年間53万2800円の借地料が得られます。

また、26年目で借地料の累計が1010万1300円となり、初期投資である1000万円を超過し、投資資金を100%回収できることが分かります。

 

軍用地投資では、今後も長期的に政府の借り上げが続くと考えらえれており、 時間の経過とともに投資資金も100%回収できるのです。

リターンが100%以上になること、長期で保有すれば全体のリターンが200%、300%と伸びていくことも、 購入時点でほぼ確定しています。

 

このことから、ベンジャミン・グレアムが投資の定義とした、

  • 詳細な分析を行っていること
  • 元本の安全性が確保されていること
  • 適正な収益が得られること

の条件をすべて満たします。

軍用地を購入することは、まぎれもなく投資行動であり、投資した時点でリターンもほぼ確定している、ローリスクの投資だと言えるでしょう。

 

事前にリターンを確定できるのは他の投資にはない強み

リターンを確定してから資金を投じられるということは、他の投資では考えにくいことです。

しかし軍用地は、購入時点の借地料の相場や、借地料の上昇率はだいたいわかるため、上記の表と同じように、確度の高いシミュレーションをやった上で判断できます。

他の投資では、このようなシミュレーションは困難です。

 

株式投資で考えてみれば、会社の業績が将来的に悪化しない保証はどこにもないのですから、長期的に投資していれば、いずれは株価が激減したり、倒産によって価値がゼロになる可能性もあります。

2~3%程度の配当金を期待して長期投資するとしても、会社都合で無配になることがあるのですから、投資時点でリターンを確定することは困難です。

1000万円で株を買い、年間5%で運用すればこのくらい・・・と考えても、そう簡単にはいきません。

 

シミュレーションをしたつもりでも、それは単なる希望的観測でしかないことがほとんどです。

これに対し、 軍用地は数十年後も存在し続け、借地料も発生し続けるでしょう。

保有している限り、半永久的にリターンを生み出し続けます。

シミュレーションも簡単ですから、シミュレーションで問題ないとわかれば買い付け、あとは長期的にリターンを享受する。ただそれだけの投資なのです。

 

まとめ

軍用地投資安定性

 

本稿で解説したように、軍用地投資は、投資の本来の定義を寸分たがわず満たしており、確度の高いシミュレーションを行うことで、リターンをほぼ確定したうえで資金を投じることができます。

極めて安定性が高く、長期的なリターンを得られるのです。

 

若いうちに投資して安定した副収入を得るのも良いでしょうし、50代くらいから投資して、老後の備えを作るのにも最適でしょう。

ぜひ、リターンを確定できるかどうか、という視点で他の投資と比較してみてください。

軍用地投資の魅力が良くわかるはずです。

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